万能!ガスールの使い方まとめ
え?ガスールって何?
ガスールとは主に北アフリカやモロッコからとれる粘土(クレイ)で粘土の持つ吸着力で古い角質、汚れを取り除きミネラルの成分でしっとりしてくれる自然素材です。
とくにナイアードというメーカーが出しているモロッコのガスールが有名で
私もたまにの洗顔、パックとお湯シャンの併用で洗髪にも使っているのでこちらの商品についてと使い方をご紹介したいと思います。
固形、粉末の2タイプで量が150g/500gと選べます。固形の方が少し価格が安く特徴としては‥
固形 若干粒子が粗めで溶けにくい。固形なので量の調節、持ち運びしやすい。
粉末 細かいので溶けやすく刺激がマイルドで細かい量調節と何かに足して使うのにいい。
私は両方試していまは刺激がマイルドな粉末タイプを使っています。
ガスールの効果による注意
洗顔、クレンジング、パック、ピーリング、洗髪、全身の洗浄、さらに溶かしてできた上澄みは化粧水、手作り化粧品の素材と様々な用途に使えますが敏感肌、乾燥肌の人には粒子による洗浄、ピーリングが刺激になったりパックで逆に乾燥させる場合があるのでガスールの使用量を自分で加減する必要があります。洗髪も傷んでいてトリートメントでコーティングしている髪には合わずいきなり全体を試すとバサバサ、ベタベタの仕上がりになる可能性もあるので軽く一部だけ試してからがいいです。
用意するもの
- ガスール
- 溶かす容器、お皿など
私は無印のボトルワンタッチキャップの容器にガスールを詰めて家にあったシリコンカップで溶かして使ってます。
最初は木のお皿を用意して優雅な感じを演出しようと思っていましたが結局コレ。旅行の時にも軽くてコンパクトで落としても破れないし曲げると注ぎやすくなって使いやすくておすすめです。
洗顔
《基本の洗顔》
- ガスール大体5g(適当)水を少しずつ加えてゆるいペースト状に
- 一度、顔全体を濡らす
- 顔に伸ばしながら優しくなじませる、クルクル
- 乾く前に洗い流す、乾いてからだと逆に肌の水分を奪われて乾燥します
※乾燥が気になる場合は溶かす水の量を増やして洗浄力を加減してください。
《いつもの洗顔にプラス》
- 使っている洗浄剤を泡立てる
- お好みの量のガスールを加える
《洗浄力控えめ》
- 桶に水を溜める
- ガスールを5g(適当)溶かす
- 手の平にすくって肌にあてて洗う
→この方法は水洗顔をしていてちょっと洗浄力がほしいとか角質培養とかしていて角質が気になる、でも洗浄剤は使えないって方におすすめです。
パック
*ガスールのパック保湿の効果がありますがピーリングもあるので
連続ではなく間隔をあけてするのほうがいいです。
《基本のパック》
- ガスール大体10g〜(適当)水同量ぐらいを加えてペースト状に
- 肌が隠れるぐらい厚く塗る
- 目安3分〜5分おく※乾きそうならスプレーなどで水分を足す
- 優しく洗い流す
*溶かす水をローズウォーター、へちま水、化粧水を使ったりさらにプラスするアレンジも
《+アルガンオイル》小さじ1 乾燥肌、保湿をもっとほしい
《+はちみつ》大さじ1 保湿、殺菌効果で肌荒れ、ニキビに
《+ヨーグルト》ガスールと同量 美白、毛穴ひきしめ、アンチエイジング
ボディ
- ガスール20gぐらいをお好みのペースト状に溶かす
- 全身やさしくマッサージ
- 洗い流す
*ひじ、ひざ、かかとなど角質の気になるところに使うとツルツルに
洗髪
《+トレハロースパック》小さじ5
- 髪全体に塗って3〜5分置く
- 洗い流す
*トレハロースが髪のタンパク質のゆがみに効果があるそうです。
《+ヘナパック》ガスール10gヘナ50g
- お湯でマヨネーズ上に溶かす
- 頭皮、髪に塗って1時間
- 洗い流す
*ヘナの匂いが軽減されてヘナのみより扱いやすくなるそうです。
化粧水
《基本の化粧水》
- 計量カップ、作った化粧水を入れるボトルの2つ容器を用意する
- カップにガスール10gに200mlの水、精製水を加え溶かす
- 1時間以上置いてガスールが沈むのを待つ
- ガスールを残して上澄みだけをそっと容器に移して出来上がり。
*残ったガスールは洗顔などに使って、できた化粧水は1週間〜10日で使い切るようにして夏場は冷蔵保管をおすすめ。
溶かす水をローズウォーター、へちま水で作ったり、さらにプラスのアレンジも。
《+グリセリン》化粧水10%の分量