おしゃれしつつ防寒したい
この前たまたま見た冷え性の特集番組でお医者さんが
「まず女性は冷える格好をしているのがよくない。」
って言ってたんですが思わず、
だっておしゃれしたいんだよ!って反論。
いえ、分かってはいるんです‥!冷やしちゃいけないし実際寒いし!
暖かくしたいって本当思っています。
それで改めて防寒について調べてみました。
見た目のおしゃれは重要なので変更しやすいインナーを中心に考えています。
素材
インナーの素材はなにがいいんだろう。
天然素材で保湿、保温性が高いもので調べると‥
- 絹、シルク
- 羊毛、獣毛 ※種類と質による
- 綿、コットン
※ウール、獣毛の種類だけの暖かさでみるとアルパカ、アンゴラ、カシミヤは同等ぐらい>メリノウール>ラムウール>ウールの順らしいですが質、手触り、編み方に左右されるので一概に言えないみたいです‥
へぇーシルクか〜と調べてみたら効果がすごい。
- 通気性にすぐれている
- 吸水性がいいので汗による冷えがない
- 吸毒、デトックス効果がある
- 発散性もいいので素早く乾燥
- 紫外線吸収
- 抗菌性
- 繊維が細いので軽い
- 皮膚と同じタンパク質でできているので肌に優しい
吸水性の比較は木綿の1.4倍、吸水率シルクが11あるとポリエステルは0.4だそうです。比較が木綿となのでより高いかなと思いましたが軽くて肌触りもいいし構造が皮膚に優しいだけでもインナーとして着たくなる魅力がありますね。それでもって夏は涼しく、冬は暖かいオールシーズン使えるなんて!荷物を減らしたい、季節ごとにかえるなんてめん‥手間だと考える私にぴったりじゃないか!
あ、でもシルク高い‥いや、この効果を知ったら十分費用対効果はありそうだけどもう少し手頃であればなおいいのですが。
それと獣毛の場合インナーとして考えて使いやすいのは羊毛の中の最高級メリノウールがどうかなと思いました。シルクと同じように‥
- 吸着熱、繊維のうろこによって暖かい
- 通気性にすぐれている
- 吸水性がいいので汗による冷えがない
- 吸毒、デトックス効果がある
- 発散性もいいので素早く乾燥
- 抗菌作用がある
- そのため防臭性もいい
- 保水率が高いので帯電しにくいので静電気が起きにくい
メリノウールの中でさらに細い繊維のものをエクストラファインメリノウールと呼ばれる。ん?これってユニクロでも聞いたことがあるセーターですがかなりのお手頃でそれを実現しているのがすごい!でもちょっとその仕組みが知りたい‥あ、話が逸れちゃう。
で、どちらがいいんだろう。機能としてはどちらもよくて価格も両方同じような感じ。でもシルクの方が肌に優しく選べる商品の種類、デザインが多く女性に合うかなと思いました。メリノウールはアウトドアで長期間の着用ができて防臭性が高いこともあって男性の感想が多かったので男性向きかなと思いました。
レイヤー、重ね方
シルクがいいって分かったのでその効果的な重ね方って?あと効果的な重ね着といえばアウトドアを参考にするのがよさそうと思って調べてみる。
- 肌の上に吸水性・速乾性の高い素材のベースレイヤー
- 保温性と適度な通気性のミドルレイヤー
- 外からの冷気を入れない、防風性のあるアウターレイヤー
こんな感じでレイヤリングがいいと。
あと冷えとりの重ね着の考えでは頭寒足熱と言って上半身は軽めに下半身はしっかり暖かくがいいということでした。
主なアイテムだと
上半身
- ベースレイヤー→シルク、メリノウール素材のインナー肌着
- ミドルレイヤー→ニット、インナーダウン、フリース
- アウターレイヤー→ゴアテックスを使ったアウター、コート
※コートの形、種類だとダッフル、Pコートなどが防寒向きだそうです。
というのが大体防寒性の高い服装の組み合わせですが、結局普段のコーディネートで取り入れやすいのはミドルレイヤーまででアウターレイヤーは手持ちのコートです。ゴアテックスを使ったコートがレディースのアパレルブランドからも見かけてよさそうですがさすが高いです‥デザイン限られるしそこまでの高機能を普段着には勿体無い気もするし現実的ではないかなと。でもボード用にゴアテックスのウェアが欲しい。
下半身
- ウールのパンツにシルクのタイツ
- スカートならシルクのタイツ、またはシルクとウールのタイツ
- 靴下の重ね履きはシルク+ウールの順番にはく
- 靴に中敷きを足す
※綿の靴下の重ね履きは逆にムレて冷えるのでよくないのです。デザインで履きたいのがあるなら必ず肌に触れるのはシルクにして好きな靴下の重ね履きにする。
下半身しっかりがいいのですがスカートも履きたい、薄手のタイツじゃないとキレイめのコーディネイトにできないときはせめてものシルク。パンツスタイルでも細身だとタイツの重ね着は難しいので靴下をシルク+ウールの重ね履きに。でも靴下も靴のサイズに余裕ないと無理と思ったら内側シルクの外側ウール靴下があるのでそれで対応できそうです。
靴の中敷きは見た目に影響しないのでこれもしやすい。調べるとなんとアルミ断熱シートをカットして入れるてる人が!確かに冷気を防ぐのに窓に貼って効果ありますもんね‥ただ脱いだとき見えると気になるので面倒だけど別の薄いソールを重ねると良さそうです。
温めるポイント
3つの首、手首、足首を冷やさない
西洋医学‥首・手首・足首は皮膚が薄く皮膚下の血流を温めると身体が温まる
東洋医学‥三陰交や風池など冷えに効果のあるツボがあり温めるといい
首→肌触りのいいカシミヤ、ウール系のマフラー
手首→上記と同様に肌触りのいいカシミヤ、ウール系の手袋
足首→長めの靴下でカバー、レッグウォーマーなど
この中でならマフラーが手持ちの服と合わせて取り入れやすいのでカシミヤのマフラーをプラスすれば防寒に効果ありそう。
カイロの貼る箇所
せっかく貼るなら効果があるとこがいいのでみてみるとやっぱりいい場所が!
《腰のやや下、仙骨の上に貼る》
骨盤内臓神経という副交感神経を温めると内臓が温まり、内臓が温まると体温が上がり1℃の上昇があれば基礎代謝量も約12%上がり結果、痩せやすくなることも。
ほかに‥
- 基礎代謝量を増やせば免疫力も上がって婦人系疾患の予防
- 抗炎症ホルモンで美肌効果
- 生理痛の緩和
《首の下》
- 風邪の悪化を防ぐ※頭痛がある場合は貼らない方がいい
- 血行不良による肩こりに効果
※首、肩用のカイロもあるそうです。
《おへその下、丹田に横向きに貼る》
- 冷えによる腹痛、下痢に
カイロを貼る場合の注意
- もちろん肌直接に貼るのはだめ
- 心臓付近は避けて※吐き気や不快の原因に
- 低温やけど、貼ったまま寝ない
- ”暖かい”から”熱すぎ”になったら使用をやめる。逆に汗をかきすぎて冷やします。
したことないけど心臓付近に貼っちゃだめなのは知らなかったです。貼らなくても胸ポケットに入れたりがよくないみたいですね。
まとめ
最低限インナーはシルク、メリノウールにして靴にソールをプラス。靴下はシルクの上から重ね履きにあとはウールのニットを足したりマフラーをするカイロを腰に貼るを今年の冬からの防寒対策にしようと思います。
とりあえずシルクのインナー探そう‥
検索して見つけたこちらのがシンプルなデザインでよさそうです。