セルフでまつげエクステ
突然ですが、私一重です。
以前はつけまつげを装着して、細い細ーい目をなんとかして盛り上げていたのですがまつげエクステのあの、すっぴんでもキープできるあのボリューム!でも手を出したが最後抜けられないのは分かっていたのでいままでしたいとは思いつつ避けていました‥
が!
突然、つけまつげの接着剤が合わないのか、午後になると沁みることが頻繁に。しかも以前より取れやすく痒みを感じるように。
これはもしやまつエクにせよということ?!でもするとなると継続できないと困るし、それだと金銭面で困るしさらに行くのがちょっと‥と、考えた結果セルフでできることを知り、お店に行ってもリスクはあるのに自分でするのはもっとあるので迷いましたがチャレンジ!してみるとやはり難しいですがつけまつげより断然いいです。あのつけまつげのとれるかもと気にする感じやつけてる感の負担が違います。
それで最初に揃えた道具が‥
- エクステ 約3,800円
- グルー 約4,300円
- リムーバー 約860円
- ピンセット 約500円
合計約9,460円と大体1万円で最初にかかる金額が大きいですが、道具一式の初心者セットも安くてあるので内容によってはセットもおすすめです。でも結局置石やポンプ、テープ、マイクロブラシなどありますが私は実際使っているのはこれだけです。置石も熱から硬化を遅らせるためにいいということであったのですが拭いたりが手間でアルミホイルをしいたらいいとあってそれなら単品でいいんじゃと思い適当にちぎって使っています笑 ただアルミは熱が伝わりやすいので夏は保冷剤の上に置いて使うといいそうです。
大体まつエクの施述料金は両目60本で4,000円〜5,000円ぐらいで、写真に写っているエクステの量は約2000本入っているので自分でする労力はありますがすぐに元はとれます。選ぶ道具の基準は‥
道具
エクステ/ラッシュ
《毛質》
エクステは大きく3種類あり、名前にセーブルなどありますが基本すべて人工毛=ナイロン製です。まれに本物もあります。
- セーブル→1番高級、自然なまつげに近くやわらかくしなやかで軽いつけ心地
- ミンク→シルクよりはやわらかく密着度が高い。マットでフサフサな仕上がり
- シルク→1番お手頃。ツヤがあり質感固めの弾力でカールがとれにくい
以上が毛質の特徴で大体質感、価格面での中間でミンクが多いみたいです。選び方としてはナチュラル重視、つけご心地の軽さならセーブル、持ちの良さと多少はっきりがいいならミンク、お手頃でカール重視ツヤが欲しいならシルク、という感じかなと思います。
《太さ》
- 0.1㎜→自まつ毛が細く短い場合おすすめ
- 0.15㎜→一般的な太さで自まつ毛のなじみがいい
- 0.2㎜→自まつ毛にマスカラを塗ったぐらいの濃さに
- 0.25㎜→目力重視の方に
《長さ》
上まつげ 9〜15㎜ぐらいまで
- 9㎜前後→目頭付近
- 11㎜前後→中央付近
- 15㎜前後→目尻付近
*長いほどインパクトはありますが取れやすくなる面も。一番ほしい長さを決めて偶数、奇数で3種類(目頭・中央・目尻)と揃えるといいです。
下まつげ
- 6㎜→自まつ毛が細い場合はこちら
- 7㎜→中間ぐらい
- 8㎜→はっきりめ
*日本人の自まつ毛の平均の長さ6.8〜7 ㎜
目安は装着のとき1㎜あけてつける分も考慮して
自まつ毛の1.2〜2倍の長さがいいです。
《カール》
メーカーによって名称が様々ですが大体‥
- Jカール→一番自然なまつげのカールに近い。目尻だけ使うと垂れ目風に
- Bカール→JとCの中間のカール
- Cカール→毛先がビューラーでつけたようなカール具合
- CCカール→Cカールよりはっきりとしたカール
- Dカール→一番根元からのカールが強く、お人形のようなぱっちりに
*長さ同様カールは強ければ接着面が減るので取れやすくなります。
さらに
- Lカール→根元がまっすぐで毛先だけカールのタイプ
- LCカール→根元まっすぐでCカールのタイプ
- LDカール→根元まっすぐでDカールのタイプ
*根元をまっすぐにすることで接着面をとれるのでカールも維持しつつ持ちの良さも。あと一重や奥二重の方だとまぶたとカールがかからないのもいいです。
タイプ別でおすすめとされているのは‥
一重→クールタイプにはJカール、ぱっちりならまぶたとかからないLカールシリーズ
二重→ナチュラルならBカール、ばっちりならDカール
直毛→Lカールシリーズがフィット感がよく持ちもいいのでおすすめ
*私は一重でほぼ下向きなのでLカールシリーズが確かにつけやすくて持ちもいいです。あと見た目もCカールをつけたこともあるのですがカールだけが一重では浮いて馴染んでなかったのですがLカールだと馴染んでいてよかったです。
《カラー》
定番のブラックからブラウン、レッド、ブルーなど様々です。
グルー(接着剤)
グルー選びが一番セルフまつエクで大事です。グルーの主成分がシアノアクリレート、工業・医療と使われている合成接着剤で硬化する際に、アレルギー反応の原因といわれるホルムアルデヒド(目や鼻に刺激を感じる気体)を放散、その量はシアノアクリレートの種類によって変わります。
1.メトキシエチル系
低接着、持続性が低く劣化しやすいため保存期間が短い
粘度あり、硬化が遅い、硬化後やや柔軟性あり
2.ブチル系
医療用として使用されていてエチル系でアレルギーが出る人はブチル系がいい場合が
粘度あり、硬化はエチル系より遅め、硬化後柔軟性あり
3.エチル系
プロ用グルーでサロンで使われていることが多い。
高接着、粘度なし、硬化が速く、硬化後硬い
4.メチル系(日本まつげエクステ連合会で販売を禁止されています)
上から放散量が少なく低刺激で下に行くほど接着の強度があります。ただ放散量が少ないからと言っても個人差があるので種類によっても合う合わないがあります。ほかにオクチルー系もありますが持続性がない、高価で不向きとされています。
主成分がひとつとは限らず混ざっているものもあったり放散量もはっきりしていなかったりするので日本製でホルムアルデヒド試験済みやまつれんの基準適合品という皮膚一次刺激性試験で条件をクリアしているものなど検査されているものがいいです。
セルフでエクステつけるのは当然まぶたを開けた状態でするのでお店で行うより刺激を感じやすくなります。そのため接着力は劣るけど低刺激でないとつけれないのでメトキシエチル系かブチル系の、粘度もあって最初はつけるのに時間がかかるので硬化も遅いタイプがつけやすいと思います。慣れてくれば硬化が速い、リペアなど時間をかけずにすむならエチル系でもいいと思います。
リムーバー(除去剤)
- ジェル→1本だけ、リペア部分修正に
- クリーム→全体のオフに
- 液体→粘度がない分、落ちるのですが目の中に入りやすいのでおすすめしないです。
*セルフなのでよりリスクの低い方、刺激も比較的少なく扱いやすいクリームがおすすめです。
ピンセット
- よく見るストレートの一字型
- 曲がっているS字型
先が細くなっていてバネが強すぎず毛を分ける掴みやすいものがいいですが、高ければ使いやすい訳ではないので買いやすいものでいいと思います。
つけ方
《手順》
- プレ処理、まつげの水分・油分を取り除く
- グルーを一滴出す※置石やアルミホイルなど
- エクステを掴み、グルーの液の中に入れて引く
- 空いている手でまつげをかき分ける
- 1本の自まつ毛に角度を見ながらつけ硬化するまで数秒待つ
《本数のイメージ》片目の本数
- 30本→ナチュラル、薄化粧
- 50本→これぐらいから強調されます
- 70本→ボリューム重視、ばっちり
*30本でも太い、長いのをつけるとイメージは変わります。
外し方
《全体のオフ、クリームタイプの場合》
- アルミカップなどに綿棒などでクリーム米粒ぐらいを取り出しておく
- 軽く濡らしたコットンをまつげの下に置いてクリームを均等に塗る
- 1〜2分置いて綿棒で優しく取り除く
※水分が足りなかったり、クリームが多すぎると逆に馴染みにくいので少量ずつ
※オフしたあとつける場合は必ず油分を取り除いてから行う
気になるダメージ
で気になったダメージってどうかなと思ってみてみると‥
まつげパーマ>ビューラー>つけまつげ>まつげエクステ>マスカラ
い、意外‥エクステはつけまつげよりダメージが少ないとは。エクステは無理やりとろうとしなければダメージは最低限に抑えられるみたいです。パーマは直接液がまつげにつけてダメージが大きく、同等ぐらいにビューラーも挟むことでダメージがあって大きいので毎日の使用と使い方によってはパーマ以上にもなる可能性があるそうです‥
持ち、リペア
大体つける本数にもよりますが両目60本前後で2〜3週間、120本前後で3〜4週間ぐらいで自まつ毛の生える周期などで減ります。
本数をつければ減った分が気になりにくくその分持つ期間も長くなりますが減って気付いた時の物足りなさは感じやすいかも‥
でもセルフでできるならすぐに自分で数本からメンテナンスすることができるのでお店でお願いするより実際のお手入れは楽かなと思います。
長持ちさせるために
《気をつけること》
- 刺激を与えない※よく触る、こするなど
- 濡れたままにしない※長時間水分に触れているとグルーの劣化に
- オイルクレンジングを使わない※油分によって取れやすくなります
- うつ伏せで寝ない
《すると持ちがよくなる》
- つける前の洗浄、プレ処理※事前に自まつ毛の汚れ、油分を取り除くと接着力がUP
- コーティング剤を塗る
- 自まつ毛のケア、美容液を塗る※抜けにくくなる
- エクステの種類を変える※カール、太さなど
注意
※あくまで個人が調べた範囲なので
実際行う場合はよく注意して自己責任で行ってください。
- グルーが目に入ると充血、こすることで目にキズが
- グルーの刺激で結膜の炎症を引き起こす
- 使用するグルーによってアレルギー反応
- 人工毛が目に刺さって角膜にキズ
自分で行う分リスクも十分考えた上でするのがやっぱり大事です。
万が一目のまわり、粘膜についた場合はあまりこすらず水ですぐ流すこと。目に刺激、痒くなったり充血したらすぐ使用をやめて目元を無理にこすったり、さわらず病院へ。