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caprice

シンプルという名のズボラ

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映画「レヴェナント:蘇えりし者」感想

本・映画・アート ライフ

 

観てきました、レオナルド・ディカプリオ主演映画、

レヴェナント:蘇えりし者(The Revenant

ふと、細かいですが一般的な蘇りの送り仮名に”え”を加えたのはバランスをみてでしょうか。

 

 

www.foxmovies-jp.com

 

あらすじ

アメリカ西部の原野、ハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は狩猟の最中に熊の襲撃を受けて瀕死の重傷を負うが、同行していた仲間のジョン・フィッツジェラルドトム・ハーディ)に置き去りにされてしまう。かろうじて死のふちから生還したグラスは、自分を見捨てたフィッツジェラルドにリベンジを果たすべく、大自然の猛威に立ち向かいながらおよそ300キロに及ぶ過酷な道のりを突き進んでいく

 

実話を基にした話に弱い姉と鑑賞。

でもどこまでが実話なのかと気になって調べたら熊の襲撃って本当なんですね。お、おそろしい‥もう終始見るもの全てが痛くて見てるこっちも力が入って疲労感がすごかったです。

 

以下ネタバレを含みます。

 

 

自然光にこだわって撮影された映像はそう聞いたからか余計綺麗に感じました。見る前は結構薄暗くて見にくいのかなと思ったらそんなことはなくて多少は編集で調節もあるかもしれませんが‥。もう冒頭から緊張感があって水の流れる音と差し込む光の世界で息を殺しながら獲物を追う残酷で美しい世界からアリカラ族の襲撃と早い段階で疲労感が。

なんとか数人は無事に船に辿り着き難を逃れたもののこのまま船で移動していては危ないということで陸路を。グラスの知識を頼りに進むが仲間の一人が不安から信用できないと怪しい雲行き。そんな中グラスは一人離れて行動しているときに子連れの母熊に遭遇して瀕死の重傷を負うのですがその場面がまたリアルですごかった。熊がとてもCGIには見えず毛並みから息遣いと迫力が本当にあって恐ろしかったです。でももうこれはすごい怪我だろうなとは思うのですが反面すごすぎてついていけず案外傷ついていないかもと思うあっさり感もあるのですが当然重傷。熊に頭を踏まれて呻くシーンはこっちも何故か耐えるほど。もう確実に死んでるよね。

で、こんないまにも死にそうな怪我人を連れてなんて無理だろ!と不満爆発のフィッツジェラルドが置いていこうと提案するもグラスは命の恩人で見捨てるなんてできないがこのままではみんなも危ないとヘンリー隊長はお金を出すかわりに彼の最期を看取ることを約束させて自分たちは進むことに。そこになんとお金がでると知って態度を一変、残ると言ったフィッツジェラルド。もうここでなんで明らかにお金目当てなのに信用するのかヘンリー隊長に怒りが。中途半端な優しさがときにはひどいことになるよね‥。

そして当然もうすぐ死ぬだろうと高をくくっていたがなかなか死なないグラスに痺れを切らして死んでくれと提案。悩みながら声も出せないグラスは瞬きでそれを了承するもその最中息子のホークに見られて当然阻止するホークをグラスの目の前で殺してしまう。もう一人残っていた仲間のブリジャーはそうとは知らずアリカラ族が来た!と騙されて逃げようと急かされてしまい、でもきちんと土葬するって約束したと言ったらフィッツジェラルドがなら埋めてやる!と掘っていた穴へグラスを入れて止めるものの一緒に逃げて行ってしまう。そして瀕死の状態を見捨てられてそこから諦めずまさに墓場から蘇るグラス。

もう本当辛かっただろうな‥もうすでに痛いし寒いし痛いし苦しいしで土の不快感とかそれどころじゃないと思うけど何故か土のあの爪の間に入る感じとか思い出しました。

それから生きるために様々な行動がまたしんどかった。とくに傷を焼いたりとかもう自分だったら諦めて死んでる、というかむしろ死にたい。

もう熊に襲われた時点で生きていることがすごいのですがそれからまたアリカラ族に襲われるわ、それで激流に流されるし、てか極寒で凍死しそうなはずだし飢えで辛いし途中出会った同じ痛みを持つポーニー族の男の助けがあって一人じゃないと安心したもののせっかく出会った優しい人もフランス人に殺されてしまい逃げるものの崖に落ちるわでそこは映画で生き延びるのですが本当に疲れた‥。

全部が実話ではないけどアメリカとインディアンの関係やバイソンの乱獲とか歴史上あった話でその事実もまた辛い。

でも音楽と映像はよかったです。最後の見せ場の相手を追い詰めていくところは迫るものがあったし歌舞伎のような舞台の魅せられる高揚感が。最後の復讐は神の意志にまかせると言ってとどめは刺さずにアリカラ族に委ねたけどもうすでに完了しているような気が‥。一方で彼が見逃してもらえたのはアリカラ族の娘、ポワカを助けたことがあったからというのが神の意志によるものっていうのは分かるけど。あのままスルーされていたらやっぱり消化不良ですよね。

それにしてもディカプリオはつくづく愛する人を失うって役が多いですよね、愛した人が亡くなって回想する感じが。あと笑うところではないのですが最後のヘンリー隊長とフィッツジェラルドを追いかけるところで二手に分かれるあのシーンでここで合流だとか言ってたのが私じゃないのに思わず無理!って思ってしまいました。あんな雪山の中私にはどうみても同じ木なので戻れる自信がない。

 

観終わったあと姉の一言。

 

これは観たらダメなやつ!と言ってすっかり疲れてしまい、なんでズートピアの後にしたんだろうと後悔。ズートピアの時は完食したポップコーンがレヴェナントのときはまったく減らずお持ち帰りに。

 

帰り道、てかもう彼死んでるよね?!とお怒りが。

 

とはいえ精神的に消耗が激しいので何度も観たい映画ではないですがよかったです。

 

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